アダプティブAIセキュリティの世界的リーダーであるCalypsoAIは、ダブリンを同社のグローバル共同本社所在地とし、真の大西洋をまたいだ企業とするために、今後1年間にアイルランドの従業員数を100人に増員すると発表しました。
ダブリン共同本社には、2018年に米国で創業以来、AIセキュリティ分野を牽引してきた同社の貴重な研究開発機能の大半が置かれる予定です。ダブリンオフィスには、AIとサイバーセキュリティの分野を率いる人材が集結し、CalypsoAIのグローバルな成長と技術革新の推進に重要な役割を果たすことになります。
CalypsoAIは、大規模な組織が業務全体に生成AIテクノロジーを安全に展開し、大規模なオーケストレーションを実現するためのテクノロジープラットフォームと、生成AIドリブンなセキュリティソリューションのスイートを開発しました。 同社は、世界有数の金融企業とセキュリティ企業にソリューションを提供し、Palantir Technologies, Inc.やIBM Watsonxなどの主要テクノロジー企業と重要な戦略的提携をしています。
業界リーダーは、従業員によるAI、AIモデル、AIドリブンなアプリケーションの利用を合わせたAIセキュリティ市場が2030年までに年間1000億ドル有余の規模になると予測しています。
アイルランド政府産業開発庁の支援を受け、CalypsoAIはエンジニアリング、データサイエンス、営業、マーケティング、オペレーションの幅広い職種で即時採用を行っています。ダブリン市街地にある共同本社は、AIコミュニティのハブとしても機能し、イベントやその他の機会を通じて国内外のAIエコシステムと協力し、知見を共有していきます。
CalypsoAIのCEO、Donnchadh Casey氏は次のように述べました。「企業レベルでAI導入を成功させるには、信頼とセキュリティが重要な推進力となることは明らかです。技術的専門知識の拠点として世界が認めるダブリンに共同本社を開設したことで、AI導入最大のセキュリティ課題の解決に向けたソリューションをさらに意欲的に拡大していく所存です。 今後待ち受ける機会に対応するため、アイルランドひいてはEMEA地域が提供する素晴らしい人材を意欲的に活用していきます」
企業・貿易・雇用大臣Peter Burke氏は次のように述べました。「ダブリンに共同本社を開設し、従業員を100人に増員するCalypsoAIにお祝いを申し上げます。AIの急速な発展に伴い、AIへの安全かつ確実なアクセスに対するニーズはますます重要性を帯びています。ダブリンで募集する高スキルを要する職種は、当地の有能な労働力に適しているため特に歓迎します」
「CalypsoAIがダブリンに共同本社を開設するとの発表を大いに歓迎します」と、貿易振興・デジタル・企業規制担当大臣Dara Calleary氏は述べました。「政府の国家AI戦略『AI - Here for Good』では、信頼性が高い人中心のAIを活用して経済社会全体の利益に役立てるという政府の意図が打ち出されています。CalypsoAIは生成AIのセキュリティ分野におけるリーダーであり、新たなダブリン共同本社がグローバル規模での成長と技術革新に重要な役割を果たす様子を期待しています」
アイルランド政府産業開発庁Michael Lohan長官は次のように述べています。「CalypsoAIがダブリンの新共同本社で100人に増員する計画を喜びをもって受け止めています。アイルランドのテクノロジーエコシステム、特に高スキルの労働力への大きな信頼の証だからです。これら高価値職への雇用は、地域経済に貢献するのみならずAI部門の技術革新を促進します。CalypsoAIのアイルランドでのさらなる成功を祈念いたします」