Infineon Technologies AG(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)はアイルランド国内の研究開発(R&D)拠点を大幅に拡大し、今後4年間でコークとダブリンで100人あまりの技術職を新たに雇用する計画です。この事業拡大により、Infineon社のアイルランドにおける総従業員数は300人を超えることになります。

Micheál Martin副首相兼外務防衛大臣は、「Infineon Technologies社のアイルランド国内研究開発拠点の大幅拡大を歓迎します。この発表は、アイルランドが技術革新とテクノロジーの世界的拠点であることを強調するものであり、ダブリンとコークの地域社会に好影響をもたらすでしょう」と述べています。

アイルランド政府産業開発庁Michael Lohan長官は、今回の決定は海外企業にアイルランドの魅力を強調するものだと説明しました。「Infineon社が事業の継続拡大にアイルランドを選択したことは、アイルランドのビジネスに適した環境、熟練労働力、戦略的立地が多国籍企業に提供されていることをはっきり示しています」

Infineon Semiconductor Ireland社社長であるMartin O'Keefe氏は、「活気に満ちたアイルランドのエンジニアリング・エコシステムにより、当支社は会社の技術革新と研究開発の中核的研究拠点となることができます」と述べています。

Infineon社マイクロコントローラー・自動車担当シニア・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるThomas Boehm氏は、今回の拡張により同社の主要目標を追求できるようになると指摘しています。「Infineonは、脱炭素化とデジタル化の推進に積極的に取り組んでいます。アイルランド国内の研究開発部門の戦略的発展は、この使命の中核をなします」

今回の投資には、コークとダブリンの研究開発施設の拡張が含まれ、自動車市場と消費者市場向けのIP開発に重点を置いています。新規雇用者は世界規模のデジタル化と脱炭素化を推進します。アナログ設計、デジタル設計、アーキテクチャー、検証の各分野における初期求人はすでにオンラインで開始しています。