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記録的な研究開発、堅調な資本流入、新規投資家の急増により、熾烈な国際競争に反してFDIの好業績が持続

記録的な研究開発、堅調な資本流入、新規投資家の急増により、熾烈な国際競争に反してFDIの好業績が持続

アイルランド政府産業開発庁は本日、2024年度の年間業績を発表し、対内直接投資(FDI)部門全体で投資と雇用が引き続き堅調な水準を維持していることを示しました。 アイルランド政府に代わって活動する同庁は、研究開発、技術革新、持続可能性、人材育成の分野において地方投資と大規模な革新的事業を成功裏に実現してきました。

アイルランド政府産業開発庁は、大規模投資を継続的に確保し、今後数年間で1万3500人の雇用創出につながる投資案件が合計234件だったと報告しました。これら投資案件のうち59%はダブリン以外の地方への投資でした。昨年の53%から地方への投資が増加したことを示しています。69件は、新規企業または初回投資企業で、Calypso AI、Evernorth、Sirius XM、UKGなどの最先端企業が含まれていました。

この1年間に64事業で総額19億ユーロという過去最高レベルの研究開発投資が、アイルランド政府産業開発庁により承認されました。アイルランド政府産業開発庁のクライアント企業による投資は、全国的に高度なスキルを要する雇用を一貫して創出しており、この1年で 1800 社を超える企業で 30万2566 人が直接雇用されたことがその証です。この数字により、対内直接投資(FDI)部門では3年連続で30万人を上回る雇用水準を維持しています。これは、クライアント企業の雇用がわずかに増加(0.2%)したことを示しており、国内雇用全体の10.8%を占めています。クライアント企業による雇用増はわずか(0.2%)ですが、国内雇用全体の10.8%を占めています。現代的製造業と従来型製造業の雇用増加率はそれぞれ0.8%、0.4%でした。ビジネス、金融、その他のサービス業も増加を示した(1.7%)一方で、ICTでは減少(1.2%)が見られました。

国際競争にもかかわらず、アイルランドの強固な成長の基盤は、最新のABSEIの結果にも表れています。2023年には、対内直接投資(FDI)企業による国内支出が6.5%増えて386億ユーロに達しました。給与総額は7.6%増の239億ユーロ、アイルランドのサービスや原材料への支出は4.7%増の146億ユーロ、輸出総額は前年比7.3%増の421億ユーロとなりました。さらに、資本支出は132億ユーロで過去2番目に高い水準となり、活発な投資活動を反映しています。2023年にアイルランド政府産業開発庁の顧客による社内研究開発投資は90億ユーロに達し、前年比で26%以上増加しました。これらの数字は、対内直接投資(FDI)企業がアイルランド経済に大きく貢献していること、そしてさらなる成長と投資につながる環境が整っていることを物語っています。アイルランド政府産業開発庁は2025年に新たな5ヵ年戦略に乗り出しますが、新戦略においても技術革新、デジタル化、人材育成、持続可能性を通じた成長と変革を優先していく方針です。

企業・貿易・雇用大臣であるPeter Burke氏は次のように述べました。「厳しい課題は世界に多くあるものの、アイルランドは新規投資家のみならず既存事業の大幅拡張に追加投資を選択する老舗企業にとっても引き続き魅力的な投資先となっています。外国直接投資(FDI)をめぐる国際競争が激化していることを受け、アイルランド政府産業開発庁は来年度、1550万ユーロの追加の資本調達を受ける予定です。アイルランド政府産業開発庁の2025年の目標は、研究開発・技術革新、持続可能性、デジタル化を重点に多額の対内直接投資(FDI)を誘致することです」

アイルランド政府産業開発庁 Michael Lohan長官は次のように述べました。「FDIクライアント企業による雇用水準の安定は、この部門の回復力と持続的な成長を浮き彫りにしています。過去12ヵ月間のFDIによるアイルランドへの多額の資本投入がもたらした重要性は、我が国に多額の資本を注入され、成長が促がされ、全国的に高度な技能を要する雇用機会の創出につながったことです。アイルランドを外国直接投資(FDI)の第一候補地とするべく多くの利害関係者やパートナーがアイルランド政府産業開発庁と協力して取り組み、尽力してくれたことに感謝の意を表したいと思います。

既存および新規のクライアントとの関係深化は、引き続き私たちの最優先事項です。クライアントとの関係を強化し、クライアントの変化するニーズを把握することにより、研究開発・技術革新、持続可能性、デジタル化、人材育成といった変革領域全体で、相互の成功を促すカスタムのソリューションが提供可能となります」

アイルランド政府産業開発庁のFeargal O’Rourke理事長は次のように述べています。「激動する情勢の中で2024年に、このような素晴らしい実績を出したMichael Lohan長官と組織全体に、理事会を代表して感謝と敬意を表したいと思います。理事会と執行部は過去12ヵ月間、来年早々に開始予定の組織の新たな5ヵ年戦略策定に連携してきました。この戦略は、外国直接投資(FDI)の競争が激しい環境下で、アイルランドの成長機会の構築に重点を置くものとなります」