デジタル・ワークフローのリーディングカンパニーであるServiceNow (NYSE: NOW) 社は、ダブリン市内中心部のドーソンストリート60番地に新事務所を正式に開設しました。これにより同地域で拡大中の業務と従業員基盤を支援します。

今回の拡張に先立ち、昨年6月にはServiceNow社はアイルランド国内の従業員倍増となる400人の新規雇用を発表していました。このうち半数はすでに埋まり、同社の予定の前倒しとなっています。

「ServiceNow社のアイルランドでの事業拡大を歓迎します。この動きはアイルランドの堅調なテクノロジー部門を後押しし、地域経済と人材への信頼を反映しています」と、企業・貿易・雇用省担当大臣Neale Richmond氏は、述べました。

新しいスペースには、エンジニアリング、営業、グローバル人材、デジタル技術、財務、法務などの部門にまたがる37あまりのグローバルチームと地域チームが配置される予定です。

ServiceNow社の法務担当シニア・バイス・プレジデントであるMark Cockerill氏は、「広い場所に移転するのは、デジタル・ビジネス・プラットフォーム大手として成長を続けているからです。施設の改善により当社の多様なチームの従業員体験を向上させ、従業員への投資を反映させます」と述べました。

アイルランド政府産業開発庁のMary Buckley専務理事は、「ServiceNow社のLEED Gold新事務所は、アイルランドが欧州における革新的企業の進出先上位であることを浮き彫りにし、我が国の経済の活況と人材の有能さを明確に示しています」と付け加えました。

最新鋭のオフィスは総面積約8360平方メートルで最上階4フロアを占め、トレーニング、コラボレーション、チームビルディングを目的とした専用スペースの他、ヨガルーム、育児室も備えています。スマートなインフラとオープンエアのテラスは、品質、持続可能性、健康に重点を置き、社員が生き生きと働けるよう配慮しています。

「ServiceNow社は2018年からアイルランドに進出、当社のEMEA(欧州・中東・アフリカ地域)と世界規模での急成長に重要な役割を果たしました」とCockerill氏は付け加えました。

過去5年間で、ServiceNow社のアイルランド国内の従業員はわずか数人から600人あまりに増えました。新しい事務所はまた、Great Place to Work(「働き外のある会社」)に認定された安定した雇用者ブランドとして、ServiceNow社のチームワーク、帰属意識、顧客中心主義を重視する企業文化を反映しています。